白髪染めで白髪が増える?
白髪染めを良くするようになってから
急に白髪が増えた気がする…と感じる方は
多いのではないでしょうか。
実はこれはちゃんとした理由があります。
最近の研究でわかったことは、
「活性酸素」による酸化が原因で
白髪が増えてしまうことです。
この「酸化」は白髪染めが深い関係にあるんです。
❐白髪染めってどんなもの?
髪の毛を染めるために
どうしたら良いかご存知ですか?
染料をただ塗っただけでは綺麗に染まりません。
そこで鍵になるのが、
「キューティクル」と「メラニン」です。
「キューティクル」はあなたがイメージするように、
髪の表面を覆っているもので、
外の刺激から髪の内部を守り、
水分やタンパク質が流れ出さなくする役目があります。
「メラニン」は髪の毛の色づけるために必要な色素です。
つまり、髪を染める場合、
・「キューティクル」を無理やり剥がして、
・「メラニン」を分解して別の色を発色させる
事が必要です。
そこで、美容院や自宅のカラー剤に含まれるのが、
アンモニアなどが含まれる「アルカリ剤」と
【過酸化水素】が含まれる「酸化剤」です。
このカラー剤に含まれる「過酸化水素」が
頭皮に残されることで、
細胞が酸化してしまい、白髪の原因になります。
❐カラーと白髪染めの違いって?
普通のカラー剤と白髪染めの違いは、
・ブリーチ力が高いか
・染毛力が高いか
です。
普通のカラー剤だと、
黒髪に色を付けることが多いため、
「ブリーチ力」を強くします。
そのため、過酸化水素を多く含む場合もあります。
白髪染めだと、
白い髪に色を付ける必要があるため、
「染毛力」を強くするため、
ジアミンと呼ばれる染毛剤の配合が多くなります。
※ただ気をつけてほしいのが、
美容院で白髪染めをされる多くの方が、
黒髪と白髪が混ざった状態ではないでしょうか?
結局は黒髪を少し明るくする必要があるため、
必然と過酸化水素の量も多くなります。
❐頻度の調節が大切です
実は最近の研究で、白髪染めを行うと、
「過酸化水素」が通常より多く残っていることが
発表されました。
白髪染めを繰り返していくうちに、
頭皮のダメージが増え、白髪だけではなく、
ボリュームダウンなど様々な悩みも増えてきます。
頭皮に過酸化水素が溜めさせないために、
<45日~60日位に1回>の頻度に調節することが
望ましいです。
※よくある肌の生まれ変わりサイクルです
白髪の原因は、
・栄養不足
・ストレス
・睡眠不足
・喫煙、飲酒
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など様々あります。
適度に頭皮を休めながら、
体に負担のかけない方法で白髪をケアを心がけましょう。